ノーコード(ノーコード開発ツール)またはローコード(ローコード開発ツール)という言葉をご存知でしょうか?
ご存知ではない方も、有名なものではコマーシャルなどでも知られている「kintone(キントーン)」はもしかしたらご存じかもしれません。
そもそもノーコード開発ツールとは、プログラミングなどのコーディングが一切なしでアプリやサイトの構築ができるクラウドサービスです。また、ローコード開発ツールとは、プログラミングなどのコーディングをほぼ簡略化してアプリやサイトの構築ができるクラウドサービスのことを指します。
(ノーコード・ローコードの開発支援サービスのソフトウェア業界関連キーワードとして、「PaaS」、「SaaS」、などがありますが説明にIT専門用語がたくさん出てきますので割愛しますが、興味のある方は調べて見てください。)
さて、このようなノーコード・ローコード開発ツールは、特別なIT専門知識やプログラミング言語の知識がなくても、視覚的かつ直感的に、ドラッグアンドドロップなどで比較的簡単に業務支援・業務改善のシステムを自作できることがメリットです。
中小企業や小規模事業者であっても、ツール(サービスの提供会社)によっては無料お試し制度や、低料金プランなどがあり、比較的イニシャルコストを抑えて始められる可能性があります。
手軽に業務改善や効率化を進めることができますので、DX(デジタルトランスフォーメーション)の一環、システム化の一環として検討してみてはいかがでしょうか。
いま、このようなノーコード・ローコード開発ツールの提供サービスは、非常に多岐にわたり、細分化されており、大手サービスから中堅サービスだけでも、数十以上のサービスがありますので、比較検討が大変ですが、比較まとめサイトや解説サイトもありますので、ご自身の考え方や経営戦略に合ったサービスを利用することで、作業効率の向上に寄与することが期待できます。
DX(デジタルトランスフォーメーション)はより拡大傾向にあり、日々成長するIT化(ICT化)により、業務の可能性の範囲が広がっていくでしょう。システムを利用することで、業務改革ができるよう取り組んでみてはいかがでしょうか。
当事務所では、生産性向上に寄与する取り組み、作業効率化など労働環境改善に関するご相談を承っておりますので、作業効率向上の方法などについてご興味・ご関心のある事業主の方はお気軽にお問い合わせくださいませ。